もし食器棚が倒れたら
もし、地震で食器棚が倒れたら…
考えるだけでぞっとしませんか?
下敷きになれば圧死(重量物の下敷きになり胸が圧迫されて呼吸できなくなること)の可能性は高そうですし…
食器棚自体と食器を全部合わせると結構お高い!!
でも、釘を使いたくないんですよね。
釘を使わない「ガムロックT」を選んだ理由
賃貸の方は穴を開けられませんし、自分の父親は一国一城の気持ちで家を建てたのか、画鋲一つ許さないのでL字金具は使えません。
追記 2019年6月19日:以下のリンクによると、転倒防止対策で空いた穴は原状回復義務免除とする公営住宅ができたそうです。
仮に釘が使えても住宅の壁は石膏ボードが多く釘を打っても簡単に抜けてしまいます。
となると次に突っ張り棒を使うしか……
しかし、近年では突っ張り棒の効果は懐疑的な意見が多数です。
家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック(東京消防庁制作・PDFがダウンロードされます)
こうなると粘着式の製品を使うしかありませんが、効果に不安がある方は多いのではないでしょうか?
自分は大地震の経験が無く身近にも粘着式の製品を使って生き延びた人がいないので実体験は語れませんが
アディールプレーンさんのガムロックTは第三者機関において震度7(阪神淡路大震災の1.2倍)まで耐えたそうです。
ガムロックT設置に失敗!
「注意点? 粘着式はやり直しがきかないから真っすぐ貼れよってか?そんなこと言われなくても(怒)!」
わかってます。僕もそう思ってました。でも失敗しました。【真っすぐに貼る】だけを考えて失敗しました。
気を付ける事それは……
食器棚側の粘着面のシールの帯(ビローンってしてる紙)を貼る前に伸ばさないと剥がせなくなります
文章だけでわかりにくいので画像を用いて説明します。
まず①の通りに壁側にガムロックTを貼り付けます。
もし、この時「シールの帯をはがさずに壁に貼ってしまったら」
リアルでやってしまった自分は血の気が引く思いでした。
ズバリ、天板に貼れなくなっちゃいます。
やり直そうとガムロックTを引っ張ってみましたが全く動じませんでした。
ある意味頼もしくて良いのですが……
画像に解決策の答えが映ってしまっているのでさらっといいますが、マイナスドライバーを隙間に入れて手前に引くと帯が出で来るのでもし失敗して、そのままの人や解決策を探しに来られた方は是非お試しください。
正直僕だけな気もしますが。
後、説明書に設置して72時間は動かさないようにと書いてあるので実験で家具を揺らすことはしないようにしてください。
手伝ってくれたお兄ちゃんがやっちゃいましたけどね☆
使って感じたメリット・デメリット
僕が使ってみて感じたことです。
【メリット】
・100㎏までの家具に対応
1500円程の製品は60㎏以下推奨だったので食器棚には微妙でした。
・100㎏まで対応しているので殆どの食器棚・冷蔵庫・大型の本棚には最高です。
追記 平成30年6月21日 食器棚・冷蔵庫・本棚は製品や収納量によって重量が違うのでよく確認してください。
・見えにくい
これはガムロックT特有のメリットとは言えないですが、ガムロックT自体は白色で自宅の壁も白く、今回設置した食器棚は背が高いのでかなり設置してあることがわかりにくいです。
上を注意深く見ながらあるかないと簡単には気づかないと思います。
(逆に突っ張り棒の方がわかりやすいです)
・専用の剥がす道具がある(別売り)
粘着式の地震対策製品はそれなりに存在してますが専用の剥がす道具が存在しているのはこれぐらいだと思います。
いずれ試してどの位綺麗に楽に剥がせるのか試して追記します。
追記 平成30年6月24日
剥がす専用道具のリムーバーが無かったので手で剥がしましたが跡残り無く剥がせました。
一気に剥がそうとしても剥がれませんが、かなりの根気がいりましたが、少しずつ剥がしていくと少しずつ剥がれます。
【デメリット】
・やり直しが難しい
もし壁に貼った際にガムロックTと天板に隙間があるとどうしようもありません。
ベルト式などの動くタイプは少し余裕をもって貼れるので貼り直しは気にしなくて大丈夫です。
前述の失敗ですぐに剥がそうとしましたがしっかり引っ付いてて剥がせませんでした。
・値段が結構高い
Amazonで3581円(当時)という5人家族で一回マクドナルドに行けそうな金額はします。
100㎏まで対応とはいえそこらじゅうに使うと馬鹿になりませんから。
まとめ
・このような人or状況にお勧め
賃貸等で穴が開けられない人
60㎏以上ありそうな家具の地震対策
目立ちすぎる様な製品を使いたくない人
・このような人or状況ではお勧めできない
ちょっとでも壁紙を痛めたくない人
60㎏以下の家具(小さな本棚・オーブン等)に使おうと思っている人
地震ストッパーと併用したい人
↑剥がれます。詳細はこちらで
という感じです。もし良いかも・商品の詳細を知りたい方は以下にAmazonと発売会社のリンクを貼っておきますので
良ければどうぞ。読んでいただきありがとうございました。
追記 2018年7月1日 まとめに追記しました。
追記 2018年10月8日 Amazonへのリンクを修正しました。
追記 2019年6月19日 文章の加筆修正を行いました。