災害がなぜ怖いのか? 理由や環境や人によって様々でしょう。
「海沿いに住んでいるから」「ローンを組んで買った家が壊れるから」「災害が起きても出社しないといけないから」
そして多そうなのが「いざその時どうすれば良いか分からないから」ではないでしょうか?
災害多過ぎて訳わからなすぎぃ
地震、津波、台風、土砂崩れ、噴火…全部取りあえず安全な場所に逃げちゃえば良いのですが自信を持って自分の行動が正しいと他の人に言えますか?
僕は正直、自身無いです。昔から自称意識高い系男子をやっていて家族も知っているので大阪北部地震の後、備蓄や家具の固定の事など色々聞かれましたが確実な自信を持って答えられませんでした。
災害未経験ですし、特別頭が切れる訳でも無いです。人より災害の本やニュースを読んで自分だったらどうしようと考えている程度です。
分からないと人は訳の分からない行動に出がちです。
極端な例ではありますが昔ハンセン病は不治の病とされ、回復後も本人のみならず、親族までもが偏見による差別を受けていました。多くの人々が「血筋は関係ない」「不治の病ではない」と知っていればこんな事にはなりませんでした。
最も、最たる原因は国の感染症予防の対策が過剰過ぎたために誤解を招いたことですが、被災地の悲惨の光景を何度も繰り返し、
被災者に「どんな気持ちですか?」逆撫でするような質問ばかりする現代にも重なる部分はあるのでしょうか?
一切勉強せずにテストを受けても何も答えられないように、事前の知識がなければ災害に遭った時に動くことは難しいです。
分かっていても動けないのが災害です。緊急地震速報で凍り付き症候群になって改めて感じました。
全てを網羅した、携帯性も優れた本があった
全ての災害の知っておいた方が良いこと、やってはいけない事全てをいつでも答えることは我々一般人には無理があります。
だからといってもどの災害がいつ来るか分からない……
地震かもしれないし、噴火かもしれないし、火災かもしれない……
全ての災害のガイドブックを揃えるのは難しいので、浅くでも良い幅広く記載された本求められます。携帯できれば尚良い。
そんな贅沢な僕の条件を満たしてくれるのが「見てわかる救急・災害安心ガイド」です。
表紙も無くてボロボロなのは気にしないでください。
東日本大震災の後に父が買ってくれた本で今でも分からない事はまず、これを読みます。
しかも文庫本サイズなので鞄の中でもそこまで邪魔では無いです。
ちなみに数少ない父から貰って無くして無いものだと思います(笑)
何でそんな物が書いてる!!って突っ込みたくなる
心肺蘇生法は勿論の事、実施者が一人の場と二人の場合まで書いていて、やけどや出血の重傷度の判定方法に手当の方法等が書いてあります。
更には頭痛を始めとした発熱や鼻血などの日常の病気やケガの緊急度の判断や看病の方法まで。
後、転落事故、酸欠事故、感電事故、雪崩まで対処法が書いてあります。
正直、書ききれない程のシチュエーションが載っています。
症状別の対処法や病院に行くかの判断基準まで書いてあるので一家に一冊あっても損は無いでしょう。
勿論、広く浅くなので一つの事柄は2〜8ページ程度ですが、我々一般人には十分なレベルだと思います。
残念な点も
発売されたのが2011年なっていていますが、実は2007年の本に加筆された本なので発売されて既に11年程経っています。
いくら、2011年に加筆されたとはいえ、熊本地震もその後に起きてますし、そろそろ更新はして欲しいです。
まとめ
おすすめできる人
地震から病気に怪我などを幅広くしれる本を求めている方
おすすめできない人
想定外に屈しない確かな知識と技術を極めたい人
という感じです。
Amazonと楽天へのリンクを貼っておきますのでご興味のある方は是非。
楽天への購入リンク
ここまでお読みいただきありがとうございました。
大阪で地震 初めての緊急地震速報で宣言したノルマ達成まで後2記事!
追記 2018年6月23日 タイトルを変更しました。
追記 2018年8月16日 タイトルを変更しました。
追記 2018年10月8日 購入リンクに修正を加えました。